令和8年度研究(算数科)

令和8年度研究(算数科)

《研究の概要について》

 本校では、今年度子供たちがより深く、楽しく学べる授業づくりを目指して、2つの柱で取り組んでいます。

 1つめの柱は、学習内容や時間の使い方を工夫して指導することで、「子供たちの理解を深まっているか」「学びやすくなっているか」を考えていきます。学年を超えて、学習のつながりを意識することで、より身に付きやすい学びを目指しています。

 2つめの柱は、単元を見通した授業づくりです。それぞれの単元で子供たちにどのような力を身に付けさせるかの着眼点をもち、授業づくりをすることで、前の学年の学びが、次の学年でも生き、積み重ねていけるように指導しています。

 1年間、試行錯誤しながらよりよい授業づくりに努めていきます。

 

《6年生の実践》

〇単元名「対称な図形」

〇単元目標

・図形を構成する要素や図形どうしの関係に注目し、対称な図形の性質やかき方について分かりやすく表現することができる。

〇大切にしたい見方・考え方(着眼点)

・辺の長さや角の大きさなどに注目して、対称な図形の性質を見いだす。

・図形の対称性に注目して、図形をとらえ直す。

〇単元計画(こちら) ※リンク先で単元指導計画の一覧が見られるようにします。

 

●授業の実際(毎時間授業公開をし、教員が各々授業見学に行きました。その後、協議会を開きました。)

【授業の様子】

 

課題を基に、個別で解決をしている様子

 

課題を個人で解決したり、友達と交流しながら解決をしている様子

 

パフォーマンステスト課題を友達に発表している様子

 

【協議会から】(生成AIを活用してまとめています)

1. 「自由進度学習」における教師の手だてと委ね方

子どもたちが自分のレベルに合わせて生き生きと選んで学ぶ姿がある一方、「どこまで子どもに委ねてよいのか」「教師が最初に喋りすぎない工夫」や、困った時のための「ヒントの手だて」重要性について考えました。

 

2. 「単元を貫く概念」と「手立ての積み重ね」

点対称・線対称などの定義をしっかり押さえることや、単元や学年を横断する「見方・考え方」を子どもに意識させる指導の重要性が確認されました。また、プレゼン力やパフォーマンス力は、低学年からの積み重ねが必要であるという長期的な視点も出されました。

 

3. 「パフォーマンス評価」と「見取り」の具体策

スプレッドシートによる振り返りの記述の充実という成果に対し、振り返り以外での見取りの工夫」や評価の在り方について考えました。また、学年や習熟度に応じたパフォーマンス課題をどのようにすればよいのかについても話し合いました。

 

●成果と課題

今回の授業では前半の「線対称」の学習をもとに、「点対称」の学習を自らすすめました。成果としては、点対称の学習で個別学習の時間を長めに設けたことで、誰にどのようなつまずきがあるのかを早期発見することができ、一人一人に応じた指導を充分に行うことができました。また、個別学習およびパフォーマンス課題を通して、児童が自分たちで学んだことを言語化したりアウトプットしたりしながら学びを深める様子が見られました。課題としては、単元の初めに示していた大切にしたい見方、考え方が児童の実態に合った文言になっているか、授業の中で常に意識できるようになっていたかなどが挙がりました。

公開日:2026年06月29日 15:43:19
更新日:2026年07月02日 16:14:30