【タイトル】

1年 パンのかけらとちいさなあくま

【本文】

みなさんは あくまをしっていますか。あくまは わるいことばかりをする いきものではありません。リトワニアの民話です。  ちいさなあくまが びんぼうなきこりの パンをぬすんでしまいました。なかまのあくまたちは それにおこり きこりにあやまるようにめいれいしました。やさしいきこりは ちいさなあくまをゆるしてくれましたが ちいさなあくまはなにか おわびをさせてほしいと きこりにおねがいしました。すると きこりは あれたぬまち(荒れた沼地)を むぎばたけにかえてほしいと ちいさなあくまにおねがいしました。ぬまちはすっかりきれいになり りっぱなこむぎができました。しかし そのこむぎも じぬし(地主)に とられてしまったのです。きこりのために ちいさなあくまは すごいちえをつかい こむぎを とりもどすことにせいこうしました。


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